Pythonで投資のチャート分析をしよう【ゴールドvsドル指数】

2023-03-03 by 内田裕之

  • 「Pythonで投資のチャート分析をしたい」
  • 「プログラミングを使って効率よく稼ぎたい」

この記事はそんな方へ向けて書いています。

こんにちは。

Pythonで投資のチャート分析をしているうっちゃんです。

私は最低限の投資で最大の利益を目指して投資分析をしています。

今回はゴールドとドル指数の関係を分析したので紹介します。

投資とプログラミング学習に役立つと嬉しいです。

この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。

チャート分析ならPythonがおすすめ

プログラミング言語Python

よい投資先を見つけるためにエクセルを編集してグラフ作成するのは大変ですよね。

プログラミングを活用して簡単に分析できればいいなあと思ったのは私だけではないと思います。

書店で見かけた一冊の本をきっかけにこの悩みは解消されました。

 

 

これはプログラミング言語Pythonを使ってデータ系列の扱い、グラフ作成、自動売買、ポートフォリオ分析まで多岐にわたる分析を可能とする本です。

今回はゴールドとドル指数の関係を分析するのに活躍しました。

ゴールドとドル指数の関係

ドル指数とは、ユーロや円、ポンドなど主要な通貨に対する米ドルの強さを示した指数です。

一般的に、ドル指数が上昇していると主要通貨に対して米ドルが強い(買われる)と判断し、下落していると米ドルが弱い(売られる)と判断します。

(参考:ドル指数のリアルタイム更新チャートをTradingViewで表示する

バフェット太郎さんのYouTube動画でドル指数はゴールドと逆相関の関係にあると紹介されています。

ただしデータできちんと確認したことがなかったので、今回Pythonでチャートを作成しました。

作成したチャートがこちら。

ゴールドとドル指数の関係

黄色はゴールドの価格、灰色はドル指数です。

ドル指数が下落するとゴールドが値上がりする傾向がたしかに見られます。

このことからゴールドの価格予想をするときにドル指数が使えるといえます。

ちなみに最近のドル指数は上昇傾向にあり、ちょうど50週移動平均線にタッチしたところです。

ドル指数

50週移動平均線を上にブレイクアウトすればゴールドは下落するでしょう。

逆に反落すれば100週移動平均線、もしくは200週移動平均線をターゲットに下落します。

そうなればゴールドは大きく上昇して、再び最高値を更新する可能性があります。

これからのドル指数の動きが気になりますね!

分析に使用したコード

チャート分析に使用したPythonコードをまとめます。

なお、開発環境はJupyter Notebookを使用しています。

ゴールドとドル指数はYahoo!Fiananceから取得しました。

#ライブラリーのインポート

from pandas_datareader import data

import pandas as pd

from pylab import mpl, plt

import numpy as np

import datetime

plt.style.use('seaborn')

mpl.rcParams['font.family'] = 'serif'

%matplotlib inline

 

#データの期間

start = '2000-01-01'

end = datetime.date.today()

 

#Yahoo!Financeからデータ取得

yf.pdr_override()

 

#金価格のデータ、USD/once単位

gold_df = data.get_data_yahoo('GC=F', start, end)

gold_date = gold_df.index

gold_price = gold_df['Close']

 

#ドル指数

dollar_df = data.get_data_yahoo('DX-Y.NYB', start, end)

dollar_date = dollar_df.index

dollar_price = dollar_df['Close']

 

#グラフの作成

fig, ax1 = plt.subplots(figsize=(20,10))

plt.plot(gold_date, gold_price, label = 'Gold', color='y')

plt.ylim([250,2500])

plt.legend(loc=2, fontsize=18)

plt.xlabel('year', fontsize=18)

plt.ylabel('Gold Price(dollar)', fontsize=18)

ax2 = ax1.twinx()

plt.plot(dollar_date, dollar_price, label = 'Dollar Index', color='gray')

plt.ylim([70,160])

plt.legend(loc=1, fontsize=18)

plt.ylabel('Dollar Index', fontsize=18)

plt.savefig("gold_dollarindex.png")

読み込むシンボルを変えれば色んな種類のチャート分析ができます。

引き続きいろんなチャート分析を紹介したいと思います。

まとめ

今回はPythonで投資のチャート分析をする方法を紹介しました。

コーディングは以下の本を参考にしています。

 

 

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