コミュニケーションができる人、できない人の差とは?できない人に欠けている思考を解説
2022-12-29 by 内田裕之
- 「人と話すのが苦手」
- 「会話が盛り上がらない。仲の良い人ができない。」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
こんにちは。
コミュニケーションが苦手なうっちゃんです。
同僚やお客様、家族との人間関係に悩んでいませんか?
実はコミュニケーションができない人にはある思考が欠けているのです。
この記事ではコミュニケーションができない人の特徴を紹介します。
コミュニケーションスキルのアップに役立つと嬉しいです。
この記事は内容に広告・プロモーションを含みます。
■目次
コミュニケーションができない人の特徴
私はいま、企業でコーチングを受けながら仕事をしています。
コミュニケーションができない人の典型的なタイプがすべて私に当てはまると指摘され、10の特徴を教えられました。
- 自分のことにしか興味を持てない
- 他人に関心を持てない
- 話題の引き出しが少ない
- 会話を正しいか否かで判断する
- 直接話さない
- 自分から話しかけることができない
- 視線を合わせることが苦手
- 思い込みが激しい
- リアクションが小さい
- 自信がない
それぞれ解説します。
自分のことにしか興味を持てない
自分のこと、自分の興味があることにしか会話が続きません。
例えば自分が読んだ本のこと、美味しかったお店、家族とのトラブルはたくさん話すことができます。
しかし、私が興味のない分野、例えば釣りや野球、車の話などはまったくできないのです。
「へ〜、そうなんですね。」ぐらいしか返せません。
知らないことばかりなので何と答えればいいのか分からなくなるのです。
コミュニケーションができない人は「自分がなにを言うか」に意識が行きがちです。
しかし、コミュニケーションができる人は「どういう風に聞くか」に意識があります。
他人に関心を持てない
自分のことは話せますし、聞いてもらえないとつまらなさそうにします。
その割に相手の話に興味がありません。
「あ、そうですか」なんて素っ気ない相づちばかり。
相手も話したいことの3割も話せずに会話が終わってしまいます。
コミュニケーションができない人は「自分のことは話せるけど、相手のことは何も知らない」ことが多いです。
コミュニケーションができる人は相手の好きな食べ物や趣味、価値観、家族までしっかり覚えています。
話題の引き出しが少ない
自分が興味ある分野しか話せない人なんてつまらないですよね。
興味があることしかやらないので、視野がせまくなります。
必然と話題が乏しく、いろんな人に合わせるのが苦手になります。
コミュニケーションができない人は「自分の興味があること」しか話せませんし、聞くこともできません。
コミュニケーションができる人は「相手の興味がある話」を聞くことができます。
時には相手の興味があることを実践して感想を伝えます。
例えばドライブ、釣り、読書などです。
より共感できるようになり親密度が高くなるのです。
会話を正しいか否かで判断する
話の内容が正しいか間違っているかで判断しがちです。
例えば妻が妊娠中に赤色の卵を買ってきて「栄養がありそうだったから」と言ったとき、私は「赤色の卵と白色の卵は栄養価が変わらないよ」と答えました。
その結果、妻を泣かせました。
つわりで気分が悪いなか、頑張って買ってきたのに何よその言い方は。。と
すみません、反省しています。←
コミュニケーションができない人は相手の話を「正しいか間違っているか」で判断しがちです。
コミュニケーションができる人は相手の話の裏にある「感情」にフォーカスします。
妻の例で言えば、「つわりで大変ななか、買い物に行ってくれてありがとうね。」が正解です。
直接話さない
相手に意見を言いません。
よほどのことがない限り、黙っていることが多いです。
相手は意見がないなら反対していないと解釈するので、自分が不利な状況になりがちです。
仕事を押し付けられたり、相手に誤解されたり。。
損することが多いです。
コミュニケーションができない人は「黙っていれば事が済む」と思いがちです。
コミュニケーションができる人は「意見を伝えておかないと不利になる」と理解しています。
自分から話しかけることができない
話題の引き出しが乏しくて、さらに人を泣かせたり怒らせたりした経験が多いため、知らない人に話しかけることができません。
また、意見をいうことは揉め事になると思い込んでいるので、何を話せばいいのか分からないのです。
そのため交友範囲がさらにせまくなります。
コミュニケーションができない人は「相手に話しかけてもらうこと」を期待しています。
コミュニケーションができる人は「どんな人だろう」と興味を持って話しかけます。
視線を合わせることが苦手
視線を合わせて会話することが苦手です。
特に異性で、黒目の大きい人が苦手です。
コミュニケーションができない人は対人関係のトラブルが多いので、心を閉ざしがちです。
視線を合わせると見定められているような感覚になり、逃げ出したくなるんです。
視線って不思議ですよね。
多少距離があって相手の黒目が分からないのに、視線が合ってるとわかるんですよ。
コミュニケーションができない人は「視線をあわせない」ように意識しがちです。
首元を見たり、会話しながら考えるふりをして目線をずらします。
コミュニケーションができる人は「視線を合わせて相手に安心感を与えよう」と意識をしています。
思い込みが激しい
私が最も多く指摘を受けており、なかなか直らないのが思い込みです。
別のお客様ではうまく行ったから。
お客様がこう言ったから。
そしてトラブル発生、、ということがよくあります。
コミュニケーションができない人は事実に意識がいきがちです。
例えばお客様が死亡保険がほしいと言ったとします。
コミュニケーションができない人は「A社はどうですか?」「保険金はいくら必要ですか?」と聞きがちです。
コミュニケーションができる人は「なぜ死亡保険をお考えなんですか?」「いつからお考えですか?」と背景を聞きます。
その上で「葬式代に備えるなら保険金で300万円をお考えでしょうか?」と具体的に絞り込んでいきます。
最後に商品選定をして、設計を作って提案します。
また、私は検証をしなさいとよく指導されました。
先程の例で言えば、お客様が「死亡保険」といえばすぐに「葬式代」と思い込んで提案をしますが、実は自分が亡くなったときに「子どもの教育資金を確保したい」が意向だったこともあります。
質問によって相手と背景を共有してから行動するのが大事です。
リアクションが小さい
相手の話に相槌を打っていても声のトーンが単調だったり、身振り手振りがなかったり。
もはや顔を向けていないことも。
会話が盛り上がるかどうかは話し手ではなく、聞き手が大きく影響します。
聞き手が「えー!!なにそれ!?すごいじゃん!!」と後ろに下がりながら目を真ん丸にして大きなリアクションを取ってくれたら話しては気持ちいいんです。
もっと話したくなり、話が止まらなくなります。
コミュニケーションができない人は「話す内容に意識がいき、自分リアクションを全く気にしていません。」
コミュニケーションができる人はリアクションに全力です。
自信がない
コミュニケーションができない人は対人関係のトラブルが多いので自信を失いがちです。
自信を失うとボソボソと話したり、猫背になったり、顔が弱々しくなったりと見た目から変わります。
また、自信がない人を見るとイライラする人もいるので時には理不尽な怒りをぶつけられるかもしれません。
つまり自信を失うほど負のループに陥るのです。
コミュニケーションができない人は「何かを成し遂げれば自信がつく」と信じています。
結果があるから自信がつくという考え方です。
しかし、コミュニケーションができる人は「自信があるから結果が出る」ことを知っています。
結果は自信の産物ともいわれるように、自信をつけることが先です。
いや、もっと正確に言うなら自信があるフリをする必要があります。
意識して自信があるフリをしていると、体や心が自信がある自分を覚えます。
そして無意識に自信がある状態になり、自分を変えることができるんです。
まとめ
今回はコミュニケーションができない人の特徴を紹介しました。
- 自分のことにしか興味を持てない
- 他人に関心を持てない
- 話題の引き出しが少ない
- 会話を正しいか否かで判断する
- 直接話さない
- 自分から話しかけることができない
- 視線を合わせることが苦手
- 思い込みが激しい
- リアクションが小さい
- 自信がない
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